SJOV操作マニュアル schedule jobs by visual operation

1.はじめに

(1)製品について

SJOVとは、ジョブの管理、スケジュール実行機能を備えたジョブ実行管理ソフトウェアです。
SJOVはインストールされたサーバーに存在する実行ファイルのみを管理することができます。
ネットワーク上の他のサーバーの実行ファイルを管理することはできません。
また、SJOVで同時に実行できるジョブ数は100件です。

【用語説明】

ジョブ
ジョブとは、シェルスクリプト(バッチファイル)やコマンドなどの実行可能な処理単位のことを言います。
ジョブネット
ジョブネットとは、実行順序の関係定義やスケジュールを定義したジョブの集まりのことを言います。
別のジョブネットをジョブとして組み込むこともできます。
ジョブグループ
ジョブグループとは、複数のジョブネットを分類、グループ化して体系的に管理する単位のことを言います。
ジョブグループ単位での実行順序の関係定義や、スケジュール定義はできません。

(2)構成

Webサーバ Jetty
DB Apache Derby
開発言語 Java

(3)動作環境

OS Windows Server 2008 R2 Standard (x64) Service Pack1
Windows Server 2012 R2 Standard (x64)
Windows7(x64)
ブラウザ Internet Explorer 10 以上
Firefox

注意:推奨動作環境以外のOS・ブラウザでは正常に動作しない可能性があります。

(4)最低動作保障

HDD 150 GB以上
メモリ 4GB以上
CPU Intel(R) Pentium(R) G6950 2.8GHz, 2コア 以上

(5)事前準備

①JavaVM
JavaVM Version7 (64bit) がインストールされていない場合は、下記よりダウンロードを行なってください。
http://java.com/ja/download/
※SJOVをインストールする前にJavaVMをインストールしてください。
※インストールの確認は[コントロールパネル]-[プログラムと機能]より行なってください。
②SJOVインストール
SJOVのインストールについては「SJOVインストールマニュアル」を参照してください。
③SMTPサーバーとアカウントの確認
SJOVには、ジョブの異常終了時や警告終了時にメール通知を行う機能があります。
この機能を利用する場合は、お客様でご使用中のSMTPサーバー、アカウントを確認してください。
④SJOVサービスの起動確認
SJOVをインストールすると、「SJOV (Schedule Jobs by Visual Operation)」という名称でサービスが追加されます。
インストール後、SJOVサービスが開始していることを確認してください。
サーバーを再起動したとき、サービスは自動で開始されます。

<< SJOVサービスの確認方法 >>

※サービスの再起動には管理者権限が必要です。管理者権限がない場合はユーザーを切り替えてください。

I. スタートメニューから【管理ツール】→【サービス】の順にクリックします。
サービスの再起動
II. サービス画面が表示されます。
SJOVサービス「SJOV (Schedule Jobs by Visual Operation)」の状態が“開始”であることを確認してください。
「Windows Server 2012」の場合は以下のように表示されます。
III. SJOVサービスが“開始”状態ではなかった場合、サービスを選択、右クリックのポップアップメニューより「開始」を実行します。
IV.「開始」を実行しても開始されなかった場合は、同じく右クリックのポップアップメニューより「再起動」を 実行します。

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