SJOVとは
SJOV(Schedule JObs by Visual operation)は、ジョブ管理、ジョブのスケジュール実行機能を備えたシンプルで、コンパクトで、リーズナブルなジョブ実行管理ソフトウェアです。
分かりやすい画面インターフェースで構成され、視覚的な操作でジョブをスケジュールするのが特徴です。
SJOV誕生の背景
- ジョブ管理ソフトは使い方が難しい
- ジョブ運用のコストを削減したい
- バッチ処理を自動化したいが費用が掛けられない
システム運用環境の多様化・複雑化に伴いジョブ管理ソフトウェアも複雑化・高騰化が進んでいます。
多機能な製品を導入していても実際使っている機能はごく一部。しかも使いこなすには高いスキルが必要です。
このような流れに疑問を持っていました。
弊社はソフトウェア開発、運用サポートを数多く手掛け、ジョブ管理の現場を熟知しています。
経験と知識から生まれたSJOVは、ありそうでなかった新しいタイプのジョブ管理ソフトウェアです。
コンセプト
運用環境の選択肢が広がった今、ジョブ実行管理ソフトウェアも複雑化しています。複数台のサーバーで動作するシステム、社内サーバーやデータセンター、クラウドなどのハイブリッド環境で動作するシステム。システム構成の複雑化に対応するために、ジョブ実行管理ソフトウェアも拡張を続けています。
その結果、ジョブ実行管理ソフトウェア自体も複雑になり、価格も高くなっています。しかし、企業で運用されているシステムは複雑なシステム構成ばかりではありません。
そこで、本当に必要な機能を厳選し、ジョブ実行とジョブ管理に特化したソフトウェアを考えました。
特徴
ジョブ実行管理ソフトウェアは高いという概念を、SJOVが変えていきます。
機能はジョブ実行とジョブ管理
運用環境は社内、もしくはデータセンター設置のサーバー1台。
このように運用環境と機能を抑えることにより、分かり易さと使い易さの追求を可能とし、直感的な操作性を実現しました。
シンプルでありながら、ジョブネット定義・実行スケジュール・運用の全てにおいて、基本的機能は網羅しています。
特別なスキルがなくても簡単にジョブ管理を可能としたジョブ実行管理ソフトウェアです。
また、SJOVはデータベース、Webサーバーも内蔵型のオールインワン製品です。
運用イメージ
機能
ジョブネット機能
ジョブネットの定義、実行スケジュール設定で求められる基本的な制御は網羅
ジョブネット定義
- 実行順序(直列・並列)
- ジョブの種類(通常処理・異常処理)
- 先行ジョブ異常時(停止・実行)
- 同一ジョブ実行中(実行・エラー・スキップ)
- タイムアウト値設定
- 異常時リトライ
- ジョブに対する開始時間指定
スケジュール
- 1回のみ実行
- 曜日を指定した実行
- 月を指定した実行
- 繰り返し実行
- スケジュールの適用開始日と適用終了日の指定
ジョブネット定義、ジョブスケジュールも簡単操作
運用
ジョブ管理で求められる基本的な制御は網羅
実行結果
- 時間軸でジョブの状態を色表示
- ・・・実行中
・・・正常終了
・・・警告終了
・・・異常終了
・・・次回実行 - 実行中、終了後のジョブネットの状態をフロー表示
- 手動による実行中のジョブの停止、開始
- ログ表示
異常終了時の通知
- ジョブネットが異常終了したら、メールで通知
ジョブ管理も直感的。
自社運用でシステム管理のコスト削減を
構成
Webサーバー | Jetty |
---|---|
DB | Apache Derby |
開発言語 | Java ※JavaVM バージョン7(x64)が必要です |
OS | Windows Server 2008 R2 Standard(x64) Service Pack1 Windows Server 2012 R2 Standard(x64) Windows7(x64) |
ブラウザ | Internet Explorer 10以上、Firefox |
最低動作保障
HDD | 150 GB以上 |
---|---|
メモリ | 4 GB 以上 |
CPU | Pentium Intel(R) Core(TM) 2.8GHz, 2コア 以上 |